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野良猫大好きブログ:行願寺(京都御苑の南東に寺町通り)

京都御苑の南東に寺町通りというところがあります。

通称寺町二条といわれているところです。
とても味わいのある街で、古くから受け継がれている老舗など、

大きく広がっていて、歩くたびにいろんな発見があります。

有名なお菓子の村上開新堂や、お茶の一保堂などなど、素敵なお店がたくさんあります。

神社やお寺など、昔の人の気持ちが伝わってきます。

最近は外国からの観光の方が多く、色んな国の方がいらっしゃいます。

カリフォルニアのカレッジのキャンパスぐらいの勢いです!

路地から少し入ると、これまた素敵な街並みが連なっています。

この寺町通りに、行願寺という寺院があります。
どしっとした門構えで、歴史の重み感じます。

ここ行願寺は西国観音霊場の第十九番札所です。

いわゆる関西と岐阜の三十三ヶ所の観音信仰の霊場です。

四国のお遍路さんのような、関西と岐阜での三十三ヶ所ということです。

この行願寺は「こうどうさん(革堂)」とも呼ばれています。

ここに11匹の、ノラ猫ちゃんがいます!

朝と夕方に、当番制で猫ちゃんにご飯をあげにきてくれる人がいらっしゃるんです。

この日も優しそうな、おじ様とおば様方が

猫ちゃんにおはようの挨拶をし、

元気か?眠れたか?お腹すいたやろー?と声をかけていらっしゃいました。

ニャー、にゃあー あォ〜と鳴いて、返事をしています。

6月、7月は、蓮の花でいっぱいになります。

蓮の花は、日本の古名で「はちす」といわれていて、

花托の形を蜂の巣に見立て、「はす」とされたという通説です。

蓮の花、蓮華は、清らかさの象徴として称えられていることが多いそうです。

蓮は泥より泥に染まらず、という言葉もありますね。

仏教では、泥水の中から生じ清浄な美しい花を咲かせる姿が、

仏の智慧な慈悲を象徴しているとされています。

如来像の台座は、蓮華をかたどった蓮花座、逗子の扉の内側には蓮花の彫刻を施したりしています。

そして、古来インドでは、インダス文明の頃から、

蓮の花は聖なる花とされ、地母神、母なる神の信仰と結びつき、神聖なるもの、の 象徴とされていました。

境内には一緒に紫陽花も咲きます。紫陽花もとっても色鮮やかです!

雨上がりで、紫とピンクの紫陽花がキラキラしていました。

この猫ちゃんは境内の御賽銭箱近くで、カリカリ食べてます!

「なに?ここに用事?どうぞ。」・・・・・と言ってる?w

このお寺の歴史は、それはそれは古く
1004年!寛弘元年に創建されているそうです!

写真はだめなのですが千手観音像があります。
それは、想像より凄くて、いつ見てもびっくりします。

行願寺の伝説は『百錬抄』や『日本紀略』等によると
行願寺は寛弘元年(1004年)に、行円さんという方が開いたそうです。

行円さんは、仏門に入る前、「狩猟」をお仕事にしていらっしゃったそうです。

ある時、山で身ごもった雌鹿を射たところ、その亡くなった雌鹿のお腹から子鹿が誕生するのを見、

この時、殺生の非を悟って仏門に入られたといわれています。

行円はいつもその雌鹿の皮を常に身につけていたそうです。

このことから、皮聖、皮聖人などと呼ばれ、

それによって寺の名も、同じ皮の意味をもつ、「革堂」こうどう 。

こうどうさん!と呼ばれるようになったそうです。

行円さんは、比叡山の横川の出身の聖と推定されているそうです。

藤原道長の息子さんの藤原顕信は寛弘9年に、行円のもとで剃髪出家をしています。

お寺は、元々一条にありましたが、豊臣秀吉による都市計画の為、天正18年(1590年)に寺町荒神口に移転。

宝永5年(1708年)の、大火の後、現在の場所に移転したそうです。

そして、こちらには、七福神も祀られています。

京都に七福神を祀っておられる神社は7つありここ行願寺には寿老人 、長寿の神さまがおられます。

寿老人様は、雄鹿と一緒におられます。

雄鹿は、長寿と自然との調和のシンボルとされているそうです。 すごい!

猫ちゃんたちは、これを知ってるのかなぁ。のんびり過ごしているようにみえます。

やはり、チュールは人気のようで、

おば様のバッグから、がざっと音がすると、そっちを見る!

あれ〜、カラス君も登場やね!便乗やね。

小さい子は、大きい子がきて、緊張してるw

なんでそこおるん?いや、特に意味はないよー。

行願寺近くに、お茶の 一保堂があります。

時々、ほうじ茶を炒る匂いがふわぁ〜んしてきます!たまらぁーーん!!!
めちゃくちゃいい匂いーーー!

進々堂パン屋さんはもっと近く、パン工場もあるので、

もうそこからもパンの焼ける匂いとがしてくる!

そしてシナモンパンのいい匂い!こだまするように匂う!!!

並木道には、銀杏があり、四季織々色んな色に変化して

それがとっても綺麗で、いつも写真を撮りたくなります。

路地には季節に応じた花がいつも咲いています。

京都ならではの盆地の暑さ、底冷えの寒さ、これも生活していく上で大切です。
古き良き、そして綺麗で丁寧な街並み。

ノラ猫らも、暮らしやすい街なんだとおもいます。
縄張り争いの鳴き声は激しいけどw

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